3回目のユーザー車検に行ってきました(058)

急遽、有休を取得して、東京陸運支局(鮫洲)までユーザー車検に行ってきました。通算3回目のユーザー車検でしたが、今回も一発では終わりませんでした(苦笑)。大体、2年置きのことなんて、いつまで経っても慣れるわけがありません。でも、なかなか楽しかったので、さっくりご紹介します。ただし、写真はナシです。陸運支局内は、あちこち撮影禁止だったので。

以前のレポートが役に立って、前整備は楽にできました!

すいませ~ん、自画自賛になってしまいますが、下記の以前に公開したレポートを参考にして、今回も前整備を行いました。点検手順の流れに沿って書いているので、私にとっては非常にわかりやすいですね。記憶もスムーズによみがえります。もう3回目ですから慣れたもので、トータル6時間程度で前整備は完了しました。このうち1.5時間はオートバックスでのフロントバルブ(4個)とオイル交換作業です。残り4.5時間で他の点検作業を終えられたことになります。

鮫洲の東京陸運支局はよかところたい

まだ熊本旅行が記憶に残っているので、すこし見出しに熊本弁が出てしまいました(^o^)。さて、鮫洲の東京陸運支局は、朝の渋滞がキツイ以外は近隣の陸運支局(横浜と川崎)と比較すると、非常に対応が良かった印象があります。印紙の売りさばき窓口を始め、どこの受付も親切でしたし、検査ラインの検査員の方々の対応も良かったです。特に検査ラインの検査員は怖い系の人がいませんでした(笑)。初心者の方におススメできる陸運支局だと思います。

また、ユーザー車検の予約が前日直前でも余裕で取れるところもよかったです。実は今回、鮫洲にした一番の理由がユーザー車検の予約だったんです。前日に予約しようとすると、横浜、川崎では予約に空きがなくて、取れても午後の最後の時間帯だけでした。しかし、鮫洲はすべての時間帯で予約可能だったので助かりました。この違いは何なんでしょうね?

ユーザー車検 特選Tips

排気ガス検査は空吹かしでクリアする

前回、今回ともに一発で通らなかったのが排気ガス検査でした。HC(炭化水素)でNGが出てしまうのですが、これはエンジンやマフラーの暖気がちゃんとできていない場合が多いようです。今回は検査ラインの中休み時間(20分ぐらい)の間、待たされたのでその間にエンジンが冷えてしまったようです。まぁ、よくあることらしいので、排気ガス検査でNGが出ても、10分ぐらい空吹かしして暖気し、もう一回、検査してみましょう。それでダメならテスター屋さんで点検する必要があると判断します。

今回の排気ガス検査など、NGだったところだけ再検査する場合は、検査ラインの入口付近に再検査項目を選択するボタンがあるので、それを押してから検査ラインに入りましょう。そうしないと、また最初から無駄に全部テストすることになり、おそらく検査員に怒られます。

事前に付近のテスター屋をチェック

ヘッドライトの光軸検査とかでよくお世話になるのが、予備検査場(通称、テスター屋)です。陸運支局の付近にあるので、必ず事前にチェックして置きましょう。実際に検査を受けていると、けっこう緊張するし余裕はあまりないと思うので、事前に調べておけば、いざという時に少しは安心できると思います。鮫洲の場合は陸運支局の向かいにあります。料金は検査内容によりますが、一般的には光軸調整で3,000円前後から行ってくれるようです。

何回受験してても「久々に受けます」と恥ずかしがらずに自己申告

2年に一回のことですから、普通は前回の経験なんて忘れてしまいます。混み具合によると思いますが、検査員があまり忙しくなさそうだったら、正直に「久々に受けます」と言ってみましょう。上手くいけば検査員が付いてきてくれて、検査のやり方など、アドバイスしてくれながら検査することができて失敗することがなくなります。検査員にとっても、下手をされて検査機器を壊され、業務に支障を出されてしまうと迷惑なので、わりと積極的に付いてきてくれるような気がします。

慣れてないのに大丈夫と言って失敗することの方が、検査員や業者さんたちに迷惑をかけてしまうので、自信がなければちゃんとそのことを正直に伝えてくださいね。恥ずかしがる必要はまったくないと思います。

ユーザー車検の参考書籍

しかしやはり、不慣れなユーザー車検に何の知識もないままで向かうのは不安です。それで、私は自動車整備とユーザー車検の本を参考にしました。特に一番左の本は、整備本の定番ではないでしょうか。決して見映えがいいとは思いませんが、整備について理解しやすい本だと思います。「24ヶ月定期点検整備記録簿への記入(021)」もこういった本をベースにしています。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7